行政書士業務
皆さんが、士業と聞いて、思い浮かぶのは、ざっとこんな感じではないでしょうか?
次に、それぞれの業務内容について、ご存知でしょうか?
弁護士や税理士は馴染みもあり、ある程度、仕事の内容も分かるかと思います。弁護士は、ドラマでも描かれるように、法廷に立って、依頼人の弁護活動や、代理人として交渉活動が認められています。
税理士は、事業をされている方などは、毎年確定申告などでお世話になることも多いように、税務関係の業務に精通しています。
司法書士と行政書士の業務の違いについては、私も行政書士になるまで、よく知りませんでした。司法書士の主な業務は、不動産や会社などの登記や、裁判所に提出する書類作成などです。
「行政書士の仕事って、一体何をするの?」と聞かれますが、一言で説明するのが難しいぐらい幅広い分野のことに携われる仕事です。
昨年(2020年)、大々的に取り上げられた持続化給付金や家賃支援給付金については、官公署に提出する書類になりますので、行政書士の業務となります。他にも、建設業、飲食業、旅館業、運送業や介護事業などの許可申請手続き、外国人の方が日本に在留するための資格取得など官公署への提出書類以外にも、法人起ち上げのサポート、自動車事故の自賠責請求、内容証明の作成、遺言書や相続手続きなど、身近な法律に関わることも業務にも携われます。なお、紛争性が見込まれることに関しては、弁護士業務になり、関与できません。
普段、何気なく生活している中で、法律問題に関わることが起きたときに、どこに相談したら良いのか、わらない時の相談役として、また、役所から届いた書類など、分からないことがある場合など、「行政書士は身近な街の法律家」というキャッチフレーズ通り、お気軽にご相談ください。
我々行政書士の業務外のご相談であれば、適宜、各専門家をご紹介もさせていただきます。