三井住友銀行が、終活を支援するサービス「SMBCデジタルセーフティボックス」(https://www.smbc.co.jp/kojin/digital-safetybox/)を開始しました。
以前、ブログにも書きましたが、これからの相続手続きでは、パソコン上に残されたデータやインターネットを通じて登録したサイトやSNSなどを、どのように片付けるのかも大きな問題となりつつあります。
この三井住友銀行が始めたサービスでは、SNSやECサイトのIDやパスワードなどを、事前に指定した親族の受取人に対し、あらかじめ決めたタイミングで閲覧できるようにするサービスです。
来年2月の正式にサービスを開始すると、IDやパスワードに加え、資産相続や葬儀の希望に関する情報なども登録も可能になり、月額利用料が990円になるそうです。
こうしたサービスを利用することも良いと思いますし、ご自身でしっかりと利用サイト名とIDやパスワードを書いて保存し、その保管場所をご親族やパートナーなどに伝えておくことは、立つ鳥跡を濁さずとして、大切なことだと思います。
ただ、スマホやパソコンだけにしか、友人等の連絡先を保存しておらず、それらにパスワードを掛けていると、いざ、葬儀等で急ぎで連絡を取る必要がある際には、このサービスを利用していても、タイミングが合わないこともあることを考慮した方が良さそうです。
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