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執筆者の写真小森智文

10月からの郵便サービス

 既に、ニュース等でご存知の方も多いと思いますが、10月1日から郵便サービスが変わります。

 まず、一番大きく変わるのは、土曜日配送が基本的になくなります。基本的にと書いたのは、手紙やはがき、ゆうメール、スマートレターと特定記録は土曜日には配達されなくなりますが、速達、書留やレターパックなどは、これまで通りで(日祝も配達)配達送されるということです。


 次に、翌日配送されていたものが、配達が1日ずつ後ろにずれます。金曜日投函して、近郊の地域で土曜日配達されていたものが日曜日に配達、遠方で月曜日配達されていたものが火曜日配達されるようになります。

 具体的には、このようなイメージになります。

  月曜日投函 → 水曜日配達

  火曜日投函 → 木曜日配達

  水曜日投函 → 金曜日配達

  木曜日投函 → 月曜日配達

  金曜日投函 → 月曜日または火曜日配達  

 これを見てもらうと分かりますように、木曜日に投函して、その週に届いていたものが、翌週の月曜日に配達されるようになりますので、だいぶ届くまでに時間が掛かることになります。

最近、私は宅建士の更新講習の申込みを行いました。木曜日のお昼頃に投函をして、受講票が届いたのは2日後の土曜日でした。普通郵便でも、近郊の地域であれば、翌日配送があるからこそ、このスピードでしたが、今後は木曜日投函したものが、返送されてくるのは、最短で翌週の水曜日と、大きな差がでることになります。


 なお、普通郵便がスケジュール面で不便になる一方で、速達の料金は250グラムまでだと、290円から260円に下がります。

 詳しい内容を確認したい場合は、日本郵便のホームページ(https://www.post.japanpost.jp/2021revision/)をご覧ください。


 10月以降に郵便を利用して書類等をやり取りする際は、時間に余裕をもつか、速達等を活用するなどを検討した方が良さそうです。

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