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執筆者の写真小森智文

尼崎市 USB紛失問題

 ニュース報道によると、尼崎市から業務の受託している業者の社員が、尼崎市民全46万人分の名前や住所、生年月日、住民税額や、児童手当と生活保護の受給世帯の口座情報などが含まれる個人情報が入ったUSBメモリを紛失し、翌日発見されたのことです。

 私も尼崎市民ですので、この報道の第一報を見た時、個人情報の取扱に際して、パスワードを設定したりはしていないのかと思って記事を読みましたところ、パスワード設定と、暗号化処理は行われているとのことでした。

 その後の会見で、パスワードの桁数を言ってしまうということがあったようですが、悪意のある者の手に渡れば、その桁数で割り出すことができるということを考えれば、不用意な発言だったと思います。


 無事に発見されたと言っても、データがコピーされていないという確証はありませんので、暫くの間は身に覚えのないところからの郵送物や電話等があった場合は、身構えて、対処することが大切だと思います。


 我々、行政書士も、扱う件数が格段に違いますが、お客様の戸籍謄本や住民票を取得することがありますので、このようなニュースを聞くと、個人情報を扱う際は、十分に気をつけなければならないと身につまされたニュースでした。

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