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執筆者の写真小森智文

成年後見人として、マイナンバーカードの申請

 私は知的障害の兄2人の成年後見人をしています。

 これまで兄達のマイナンバーカード(以下、カード)の取得申請は、控えていました。


 理由としては、カード受取時には、必ず市役所等の窓口に本人を一緒に連れて行かなければならないという点、健康保険証として活用することになった場合に、カード自体を兄が入所する福祉施設に預けておく必要性があるという点でした。

 しかし、保険証として活用できるようになっても、全国のすべての病院や調剤薬局でカードの保険証を利用できる訳ではないため、旧来の保険証はそのまま存続し、それを福祉施設に預けておけばよく、また、カードの受取も、被後見人が窓口に来れない理由があれば、代理人が受け取ることが可能と、各市役所のホームページでも掲載されるように、条件が緩和されたためです。特に、コロナ禍で外出を控えているということも正当な理由となり、成年後見人である私だけが窓口に行って受領することができそうです。

 更に、新政権がカード取得時に5,000円、健康保険証との紐付けで7,500円、銀行口座との紐付けで7,500円分のポイントを付与するということもあり、これを活用しないと、成年後見人として、兄達の利益を害しているように感じたことも、申請しようと思ったきっかけです。


 兄達が申請したらもらえるポイントについては、わざわざポイントカードを作ったとしても、なかなか使う機会もありませんので、そのポイントを私が受領し、代わりに兄達には現金を口座に入金して、対応しようと思っています。

 今後デジタル化が進めていくためには、できる限り多くの人がマイナンバーカードを取得し、利用することだと思います。



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