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執筆者の写真小森智文

甲子園ボウル

 この時季になると、私は毎年、学生アメリカンフットボールの話題を書いています。

 毎年8月末頃から11月下旬まで、各地区ごとにリーグ戦が行われます。

 今年は第6戦目で我が母校の関西学院大学の最大のライバルの立命館大学が、関西大学に破れたために、早々に59回目のリーグ戦優勝が決定しました。立命館大学と関西大学の一戦は、私もインターネットで中継を見ておりましたが、手に汗を握るという形容詞が似合う試合はないという程の好ゲームでした。


 リーグ優勝の決定はしたものの、最終戦の立命館大学との試合で負けると、関西大学を含め、3校が6勝1敗で並び、3校同時優勝という結果にもなり、その場合の甲子園ボウルの出場は、くじ引きで決定すると伝えられていました。

 11月27日に行われた、立命館大学との一戦は、実力が拮抗しており、最終的に10対6というロースコアのゲームで、何とか母校が単独優勝を決めました。


 そして、12月4日に、西日本代表決定戦が、西南学院大学と戦い49対9で退け、7年連続59回目の甲子園ボウルの出場を決めました。

 公式サイト:https://www.koshienbowl.jp/2022/pre/


 12月18日に行われる甲子園ボウルの対戦相手は、東日本代表の早稲田大学です。学生のアメリカンフットボールは西高東低と言われたりしていますが、今年の関学はリーグ戦での得点力が決して高くなかったことからも、拮抗した試合になるかと思います。


 なかなか、アメリカンフットボールを観る機会もない方が多いと思いますが、また正式にテレビ放送のスケジュールが発表されていませんが、学生達の日本一を目指す熱い戦いをご覧になっていただきたき、少しでもアメフトファンが増えることを期待します。 

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